FAQ


Q.どのような技法が使われますか?

 A.  傾聴の技法には、ロンドン・タイムトゥシンク社の ”Time to Think” のメソッドを取り入れた独自の技法を使います。

 

今まで考えたこともないことにただ気づかせるだけでなく、

それに自分で気が付いた気分になれる技法です。

そのようなメソッドで傾聴してもらうなら、新しい考え方に自分で気が付くので、

「やってみよう」という気持ちがいっそう高まるという効果があります。

 A.カウンセリングでは、幼少期に決断した誤った決断をやり直す技法、幼少期に負ったこころの傷を自分で癒していく技法を使用します。これが、再決断療法、セルフリペアレンティングと呼ばれるメソッドです。

 

例えば、こどもの頃に親から無視され続けて育った方は、

「自分は集団に受け入れられることなどない」

「自分の気持ちは誰にも分からない」といった決断をしてしまうことがあります。

この決断を抱えたまま会社に行くと、自分だけ仲間外れにされている様に感じることになります。

あるいは、自分の意見を言えなかったり、

すべての褒め言葉が白々しい嘘に聞こえたりして人間関係でトラブルを抱えてしまいます。

 

セルフリペアレンティング、再決断療法によって、

の生活を不要に支配している過去のそうした決断を、

いったんこどもの頃の気持ちに戻ってポジティブな内容に決断しなおします。

この方法で大小のトラウマを解消し、人生の重荷をおろし、元気が湧いてきて、

正しく感情を表現できるようになることを目指します。


Q.人に知られたくないことがたくさんあります。秘密を守ってもらえますか?

 A.カウンセラーはクライアントさんの秘密を守ります。それは、精神保健福祉士倫理綱領にのっとった倫理基準です。   

 クライアントさんのご家族にも、職場の方にも、カウンセリングの内容を他言することはありません。安心してお話し下さい。

 

また、どうしても話したくないことは、「それは話したくない」と言っていただいて構いません。

事実の一部を隠したり別のものに置き換えて説明されたりするとカウンセリング効果が半減もしくは消失します。

例えば、本当は家族との関係で悩んでいるのに、会社での人間関係であるようにお話しされると、

使用するカウンセリングの技法が大きく変わってしまいます。

 

正直に話すというのは、何でもあけっぴろげにするということではありません。

正直に、「それは話したくない」というお気持ちを話していただければよいのです。


Q.こころにも記憶にもフタをして生きてきました。そのフタを開けるのはなんだか怖いです。

 A.確かに、カウンセリングを受けるために今まで封印してきた嫌なことを思い出して語ることはつらい作業です。

   思い出して余計に落ち込んだらどうしよう・・・という心配をなさるのは当然のことでしょう。

   しかし、カウンセリングでは、何の脈絡も無しに辛かったことを語らせることはありません。

   当カウンセリングルームでは、「なりたい自分に、きっとなる。」という目標を最初に決めて、

   カウンセリングが始まります。

 

いったん、「近い将来にこんな素敵な自分になりたい。」という目標を定めてみると、

いままでこころのフタを抑えるためにエネルギーを注いできたことがばかばかしくなってくるものです。

こころのフタが外れないようにするために使っていたエネルギーを、

人生のもっとポジティブな方向のために使うのが嬉しくてしょうがなくなります。


Q.・・・とはいってもやっぱり今のまま生きてくのもアリかなと思います。

 A.そのように思うのは自然なことです。実のところ、それこそがトラウマというものの思考回路なのです。

   脳は、トラウマの思考回路で生きていくことを「安全」と勘違いしています。

   なぜならその方法で今までサバイバルしてきたからです。

   カウンセリングを受けようとすると、「安全」と思っているトラウマの思考回路と全く違うことをすることになるので、

   脳は誤って「危険」と判断します。

   今のまま生きてくのもアリかなと感じるのは、脳が発するいわゆる ”危険信号” なのです。

   

しかし脳はトラウマの思考回路と同時に、冷静に現実を見て問題を解決しようとする思考回路も持ち併せています。

そちらの思考回路が働くと、今の自分を変えたいと思うのです。

 

トラウマと冷静の両方の思考回路が働く状態を一般に「葛藤」といいます。

   

ほとんどの場合、トラウマを抱えるのは幼少期です。

トラウマの思考回路が働くとき、その人は子どもにもどっています。

トラウマの子どもの思考回路で考えた内容と、

冷静に現実を見る大人の思考回路で考えた内容のどちらを選んだ方がよいかは明白でしょう。

  

あなたなら、よい決定ができます。そして、なりたい自分に、きっとなりましょう。


Q.医療保険などは使えますか?

 A.カウンセリングは医療ではなく、当カウンセリングルームも医療施設ではないため、各種保険の適用はありません。


Q.ひとりでカウンセリングを受けるのは不安です。付き添いを頼んでもいいですか?

 A.はい、だいじょうぶです。

 

ただし、付き添いの方との関係がご相談内容に影響している場合は、

料金を変更させていただく場合があります。

また、付き添いの方から秘密が漏れることも考えられますがその場合も、

秘密が漏れたのが付き添いの方が原因かどうか確証できない場合も

当カウンセリングルームでは責任を負うことはできません。


Q.自分の悩みがカウンセリングが必要なものかどうかわからないのですが

 A.どうぞご遠慮なく お問合せフォーム からご相談ください。

 

メールによるカウンセリングは実施しておりませんが、カウンセリングを

受けた方がよいかどうかのご相談は喜んで無料でお受けいたします。

問合せフォームはこちらです。